ManMoS

ManMoS(マンモス/Mandibular Motion Tracking Systemの略称)は顎変形症治療用の手術シミュレーション・システムです。 本製品は神奈川歯科大学様の要望をもとにタカノ株式会社様と共同開発中の製品であり、矯正歯科医様・歯科口腔外科医様の術前・術後の計画作成をサポートすることを目的としています。 ManMoSは、バイトプレート、可動模型(以下「ロボット」)、パソコンに内包された組み込みソフトウェアの3点で構成されています。 各部の名称と役割は以下の通りで、模型とモニタ上に表示される3D画像の両方使って詳細な手術シミュレーションを実施できる点に特徴があります。

機能概要

  • 1.バイトプレート
    顎の位置情報を取得するために、CT撮影時に患者様が(噛んで)着用する器具である。

  • 2.ロボット
    専用コントローラーを使用して、模型の顎部を正確に動作させて、矯正位置や骨切り位置をシミュレーションする。 顎部決定後、コンピュータ(ソフトウェア)にその位置情報を出力する。 顎部位決定後、模型から顎間固定用スプリントを作成する。

  • 3.ソフトウェア
    CTで撮影したデータ(Dicomデータ)を取り込み、モニタ上に3D画像として展開する。 マウスを操作してモニタ上で顎部を切断加工し、手術シミュレーションを実施する。 顎部決定後、ロボットにその位置情報を出力する。

ManMoSの新規性

ManMoSは歯科における顎変形症治療という非常にニッチな分野の手術シミュレーターです。このManMoSの製品としての新規性は、以下の3点にあります。
  • 1.双方向性
    ManMoSは、実空間(ロボット)からコンピュータ(ソフトウェア)に位置座標等を出力すると同時に、コンピュータから実空間へデータを出力して反映する(コンピュータで指定した位置に模型を移動させる)ことができる。 これにより、歯科医はロボットとコンピュータの両面から納得いくまで手術シミュレーションを繰り返し、最適な顎の位置を決めることができる。

  • 2.数値化
    ロボットあるいはコンピュータ上に表示された顎部の位置、角度、対称性を数値化し、その情報を保存することができる。 これにより、歯科医は治療の前に、客観的なデータを活用して最適な顎の位置を検証することができる。

  • 3.記録
    ロボット及びコンピュータで最適な顎位置を決定した後、模型から(顎を動かすための)移動量を記録したマウスピースを作ることができる。 このマウスピースをツールとして治療を実施すれば、平易にかつシュミレーション通りに患者を治療することができる。

Copyright c MacroSystem.Co. All Rights Reserved.